休み明けに幼稚園行きたくないと泣いてしまうお子さんいませんか?
何を言っても泣き止んでくれないとママやパパも困ってしまいます。
特に仕事をしていると時間が気になってイライラしてしまうことも…
しかし、思い切って休ませようにも休ませる理由はどうしようか悩みますよね。
この記事では、幼稚園に行きたくない時に休ませる理由は?声かけと対処法を紹介と題して、登園をしぶる子に対する関わり方などについてご紹介します。
多くの家庭で1度は経験するであろう登園しぶり、声かけと対策法を知って上手に乗り越えていきましょう。
目次
幼稚園に行きたくない時に休ませる理由は?
小学校や中学校と違い義務教育ではない幼稚園は特別な理由がなくても休めます。
しかし、大抵の幼稚園では理由を聞かれることでしょう。
実際、我が子が通う幼稚園では毎回理由を聞かれるので、体調不良や忌引きなどの理由以外で休む場合は連絡する前に悩むこともあります。
では、体調不良以外で行きたくないという時に休ませる理由を見てみましょう。
休ませる理由:登園しぶりであることを伝える
登園しぶりで休ませたい場合は正直に伝えるのが一番良いでしょう。
幼稚園で何か嫌なことがあったり、お友達との間でトラブルになっていることも考えられ、それが登園しぶりに繋がっている場合もあります。
子どものワガママだと決め付けず、まずは先生に相談することがオススメ。
実際、私も長男の登園しぶりの時に単なるワガママだと思って適当な理由を付けて休ませたところ、後日お友達とトラブルがあって長男が嫌な思いをしていたことが判明!
何も知らずに決めつけてしまって申し訳ないことをしたと猛反省しました。
登園再開できた日から数日間は先生方も気にかけてくれるので、結果的に言ってよかったです。
幼稚園の先生方も全てに目を配れるわけではなく、先生が知らないところでトラブルになる事例もあるので正直に話した方が早急な解決になる場合もありますよ。
休ませる理由:家庭都合
これは、体調不良以外のほとんどで理由として使えるものです。
詳細まで聞いてこない場合、家庭都合で休みますだけでOKの園も多いでしょう。
我が子が通う園では詳細まで聞かれないので、気分的な問題や家族でのお出かけなど体調不良以外の場合はいつも家庭都合と言って休ませていますよ。
ただし、中には家庭都合とは何ですかと詳細が聞かれることもあるので、万が一聞かれても大丈夫なように考えておくと良いでしょう。
休ませる理由:親や兄弟の体調不良
バスなどの送迎を利用せず、自家送迎の場合は親の体調不良で送迎ができないというのも理由として言えるでしょう。
また、兄弟がいる場合もどちらかが体調不良の時は無理をさせず休ませるのが大切です。
特に感染症が流行っている時は、少しの変化も見逃さず対処することで他の人へ移さずに済みますよね。
個人的には、移すのも貰ってくるのも避けたいので家族全員が万全の体調じゃない日は思いっ切って休ませます。
親や兄弟の体調不良が理由になっても問題はありません。
休ませる理由:天候
徒歩や自転車などで送迎している家庭では、大雨や雷、大雪などの気象状況によっては送迎が困難な場合もあるでしょう。
送迎中に事故やケガをするリスクが高い場合は天候を理由に休むことに問題ありません。
しかし、よっぽどの悪天候でないと理由としては言いにくいですよね。
私も徒歩で送迎していますが、悪天候で送迎ができなかった日がないので休む理由としてはあまり向かないかもしれません。
声かけと対処法
ここまで、幼稚園を休ませる時にどんな理由が可能かお伝えしましたが、そもそも子どもが行きたくないと訴えた場合に、どんな風に対応すればいいのか悩みますよね。
すぐに休ませるという判断ができない時もあると思うので、まずは声かけと対処法をご紹介します。
声かけ
一番大切なのは「行きたくない」という気持ちを真正面から受け止めてあげる事です。
そのため、「そんなこと言わないで行きなさい!」や「ワガママ言わないで!」などと叱るのはNG。
良い声かけとしては、「どうして行きたくないの?」と聞いてあげるのが優先です。
例えどんな理由であっても聞き終えた後は「そうだったんだね。だから行きたくないのね」などと受け入れてあげましょう。
その後は、少しでも前向きになって貰えるように「お友達が待ってるよ」「おもちゃたくさん遊べるよ」と声かけすると良いです。
どんなにイライラしても怒鳴ったり怒った口調ではダメですよ。
対処法
対処法と一言で言っても、幼稚園に行き始めたばかりの子だったり年齢等によっても対処の仕方が少し変わってきます。
いくつかに分けてご紹介していきますので、一つの対策案として知っていて下さい。
幼稚園に行き始めた子や年少さんへの対応
幼稚園に行き始めたばかりの子や年少さんの場合は、ママやパパと離れたくないという寂しさから登園をしぶることが多いです。
この場合、「ママやパパも離れるの寂しいよ。帰ってきたらたくさん遊ぼうね!」や「ママもパパもお仕事嫌だけど行くと楽しいから○○ちゃんも幼稚園で楽しいことしよう!」など、幼稚園に行ったら楽しいことが待っていると前向きにさせる言葉かけが必要です。
また、泣いている場合は思う存分泣かせてあげましょう。
「泣かないで」「泣くのはダメだよ」という声かけはNGです。
また、幼稚園の登園時間になっても泣き止まず先生に迷惑になるからと悩むこともありますが、そういう子をたくさん見てきている先生方なので遠慮なく預けてOK。
離れるのが寂しいだけの登園しぶりの場合、行くまでが問題で行ってしまえば案外ケロッとしているものです(笑)
年中さんや年長さんへの対応
幼稚園にすっかり慣れているにも関わらず登園しぶりがある時は、お友達との問題や苦手な活動などがあることが考えられます。
年中・年長になれば話をしっかり聞いて理解することができるので、じっくり話を聞き共感した後で子ども自身にどうしたいか選択させましょう。
例えば「お仕事お休みできないから、お昼までは幼稚園に行ける?」や「お友達待ってるから幼稚園行ってみる?」など、選択肢はママやパパが確実に実行できるものにして下さいね。
また、先生に相談して協力してもらいスムーズに行けるような環境づくりも行うと良いでしょう。
そして、休みたいと言った時は思い切って休ませることも大事ですよ。
長男の登園しぶり
我が家の長男は入園当初、ほぼ毎日離れたくないと泣きながら登園していました。
親としては、泣きじゃくる子どもを先生に預けることに申し訳なさを感じていたし、息子の泣き声に後ろ髪を引かれる思いをしながらの日々。
正直、朝が来るのが苦しかったですね。
当時悩んでいた私に「お母さん、いつか泣かなくなります。ずっとこのままの子はいないから大丈夫ですよ!」と声をかけてくれた先生がいました。
その時はいつかっていつ?なんて思ってたけど、気が付いたら泣かずに行けるよういなってましたね(笑)
また、年長になってからは給食を残さず食べきることが嫌だったり、お友達とケンカして嫌になったり登園しぶりが度々ありますが、話し合って登園する日もあれば、どうしてもの日は思い切って休ませることもありますよ。
経験から言えること
お仕事をしているママやパパはそう簡単に休めないとは思いますが、できるだけ無理強いをしないことが大切です。
時には思いっきり甘えさせてあげましょう。
まずは、子どもの思いをしっかり受け止めることは大事なので、否定せず受け入れることから始めるのが良いと思います。
経験上、そう長くは続かないのでリフレッシュしながら上手に付き合っていましょうね。
幼稚園に行きたくない時に休ませる理由は?のまとめ
ここまで、幼稚園に行きたくない時に休ませる理由は?声かけと対処法を紹介と題して、いろいろとご紹介してきましたがいかがでしたか?
- 登園しぶりの場合は正直に伝える
- 家庭都合や親の体調不良、悪天候も休ませる理由になる
- 子どもの行きたくない理由をしっかり聞き共感する
- 前向きになるような声かけが大事
- 一番の対処法は声かけ
- 時には休ませることも必要
- 園に協力してもらう
幼稚園に行きたくないと言われると困ってしまいますが、声かけと対処法で乗り切ることも可能です。
また、休ませる理由も様々あり幼稚園の場合は義務教育ではないので、理由はそこまで問われないと思います。
嘘も方便というので、休む理由はあまり悩まなくて大丈夫ですよ。
子どもが楽しい幼稚園生活が送れるよう出来る限りのことをしてあげましょうね。