みなさんカーテンの洗濯ってしてますか?
カーテンって取り外すのも面倒だし、長さや重さもあって干すのも苦労しますよね。
何より大量のフックを取ったり付けたりが大変!
汚れも目立たないからついつい後回しにしがちですが、フックを外さずに簡単に洗って干せる方法あったらやる気も出るはず。
今回は、カーテンの洗濯をフックを外さないでネットを使う?その頻度と干し方を紹介と題して、カーテンの洗濯についてご紹介していきます。
フックを外さずないでネットに入れるだけの簡単作業と驚きの干し方、そしてカーテン洗いの頻度も分かるので是非この機会に挑戦してみて下さい。
目次
カーテンの洗濯をフックを外さないでネットを使う?
カーテンを洗うのは家事の中でも面倒な部類ですよね。
私もついつい後回しにして、ここ数年洗えておらず少し汚れが気になり出してます。
カーテンの洗濯で何より面倒なのが、大量のフックの取り外しと取付けです。
かといって外さずに洗うのは生地を傷めてしまう恐れがあるので心配ですよね。
実は、フックを一切外さず生地を傷めることなく洗える方法があるんです。
ここからはその方法と洗濯時の注意点について紹介しますね。
カーテンフックを付けたまま洗う方法①洗濯機
【準備物】
ゴム・ネット・洗剤
【手順】
- レールからカーテンを外す
- ヒダの通りに蛇腹折りする
- フック部分を内側に折れ込みギュッとまとめてゴムで止める
- ネットへ入れる
- 「ソフト」や「ドライ」のコースで洗う
- 脱水後は素早く取り出し整えてから半乾きの状態で通常通りカーテンレールに戻す
カーテンフックを付けたまま洗う方法②手洗い
【準備物】
ゴム・ネット・中性洗剤
- レールからカーテンを外す
- ヒダの通りに蛇腹折りする
- フック部分を内側に折り込みまとめてゴムで止める
- 浴槽などしっかり浸かるほどの大きさにぬるま湯を貯める
- そこへ中性洗剤を溶かし優しく押し洗いする
- 汚れが落ちたら一旦水を抜き、再び貯めてすすぐ
- 泡が出なくなるなるまで十分にすすぎ、軽く絞って水分を切る
- 絞っただけでは足りない場合はネットに入れ洗濯機で軽く脱水する
- 脱水後、形を整えて半乾きのままレールに戻す
取り付けたまま洗う際の一番のポイントは、フック部分を内側に折れ込むことです。
こうすることで、洗っている間に生地を傷つける可能性がなくなります。
ぜひこのポイントは忘れないで下さいね。
洗濯する時の注意点
面倒だと感じていた方も上記の方法だと出来そうな気がしてきますよね。
しかし、カーテンは思っているよりも簡単に傷んでしまう場合があります。
そこで、洗濯する際に特に気を付けて欲しい点をお伝えしますので、よく確認してから行って下さい。
洗濯ラベルの確認
これは洗う前に必ず確認してほしいことです。
洋服と同じように洗えるものと洗えないもの、手洗いならOKのものなど種類もいろいろ。
ラベルを見ないまま洗ってしまい、大事なカーテンがダメになってしまったとならないためにも確認しましょう。
特に、麻や綿で出来ているものは縮んでしまったり、色落ちする可能性が高く扱いが難しいのでクリーニングに出すのをオススメします。
もみ洗いはNG
生地によっては手洗いのものがあります。
その場合、汚れめがけてゴシゴシともみ洗いしてしまいそうになりますが、シワになりやすいのでやめましょう。
手洗いする際は、浴槽に水を張り優しく押し洗いするようにして下さいね。
特に汚れがひどいものは漬け置き洗いもオススメです。
また、手で脱水を行うのが難しい場合は、脱水機能を使用することも可能ですが、短時間にしておきましょう。
乾燥機は使用しない
冬場など乾きが悪い季節は、早く乾かしたくて乾燥機に入れてしまおうと思うかもしれませんが、乾燥機で乾かすのは縮む可能性が高いのでやめて下さい。
実際、私の実家では何も知らない母が乾燥機にかけたところ、見事に縮んでしまい寸足らずになったことがあります(笑)
お気に入りだったけど、一度縮んでしまったものは戻すことができず泣く泣く処分しました。
みなさんも後悔しないよう、乾燥機にはかけないようにしましょう。
色落ちしないか確認する
物によっては色落ちしてしまうものもあります。
そこで、目立たない所に洗剤を含ませた布をポンポンしてみて下さい。
そこでカーテンの色が布に移ってしまう場合は色落ちするということですので、洗濯はしないようにしましょう。
ただし、事前に確認しても色落ちしてしまう場合もあるので、大事な物は自分で行わずクリーニングに出すなどの対応を取って下さいね。
カビなどの前処理
状態をよく確認し、カビや汚れがある場合には事前に取り除いておきましょう。
窓の近くで使うものなので、結露やホコリによってカビが生えやすく特に黒カビが発生しやすいです。
また、黒カビは時間の経過とともに取り切れなくなってしまうんですよ。
その為、見つけた時は酸素系漂白剤を使用して漬け置きした後に洗いましょう。
基本的に漬け置きすることで黒カビを取り除くことが可能です。
必ずネットに入れる
シワやヨレの原因になるので、洗濯機を使う時は必ずネットに入れて下さい。
また、入れる際に適当に入れるのではなく、きちんと折りたたんで入れることも大切。
私は面倒くさくて適当に詰めて洗ったことがありますが、結果としてはそこまでシワにならなかったのです。
しかし、これはたまたまだったと思うのでオススメはしません。
少々手間にはなりますが、大事に保つためには必要ですよ。
カーテンを洗う頻度と干し方は?
カーテンを洗濯できることは分かったけど、どのくらいの頻度で行うのが一番いいのでしょうか。
臭いや汚れが付きやすく、窓の近くに設置するものなのでカビなどの心配もありますよね。
ここからは、オススメの頻度や効率のいい干し方をご紹介しますね。
洗う頻度
カーテンは大きく「ドレープカーテン」と「レースカーテン」に分けられ、その種類によって洗う目安も変わってきます。
まず、ドレープは厚手の生地でヒダがあるもので、一般的にカーテンと聞くとイメージしやすいのがドレープカーテンです。
一方でレース生地で出来た物がレースカーテンを指します。
色や柄の種類が豊富で汚れが目立ちにくいドレープに比べて、白で柄がないレースは汚れが目立ちやすいので細やかな手入れが必要です。
目安としては、レースが年に3回・ドレープが年1回洗えるとよいでしょう。
ただし、傷みやすいので洗い過ぎはNGですよ。
干し方
干し方については、基本的にカーテンレールでの吊り干しになります。
デリケートな為、乾燥機などを使ってしまうと簡単に傷んでしまうので注意して下さい。
濡れた状態で干すことによって重みで多少のシワは自然と伸びますが、シワを伸ばしながら干すとより綺麗に乾きます。
ただし、厚みのある物の場合はより重さが加わりレールが歪んでしまう恐れがあるので、陰干ししてから取り付けましょう。
カーテンの洗濯についてのまとめ
ここまで、カーテンの洗濯をフックを外さないでネットを使う?その頻度と干し方を紹介と題して、カーテンの洗濯についてご紹介してきましたがいかがでしたか?
- フックは外さずに洗濯可能
- フックを内側に入れ込むことがポイント
- もみ洗いはNG
- 洗濯ラベルの確認
- 乾燥機は使用しない
- 色落ちしないか確認
- カビなどの前処理
- レースは年3回、ドレープは年1回洗う
- 干し方はカーテンレールで吊るし干し
カーテンの洗濯をフックを外さずに出来るなら少しは楽になりますよね。
頻度はカーテンによって少し違いますが、レースで年3回程度ドレープは年1回がちょうどいいです。
干し方も濡れた状態でレールに吊るすだけなので簡単。
思ったより簡単にできると思いませんか?
ぜひこの機会に重い腰をあげて挑戦してみましょう!
私もさっそく家中のカーテン洗おうと思います。