生後間もない我が子がスヤスヤ眠っていると、起こすのが可哀そうに思えますよね。
しかし、産後で疲れ切ったママからすれば、少しでも長く寝てほしいというのも本音。
でも、授乳を考えると起こしてあげた方が良いのかな?と悩むことも。
今回は、赤ちゃんの睡眠とミルク優先するのは?リズムと注意点も紹介と題して、睡眠とミルクの問題に着目します。
個人差やその子のリズムもあるので、どちらを優先するかは悩みどころですよね。
ここでは、注意点も含めて赤ちゃんの睡眠とミルクについて紹介していくので、最後まで読んで悩みを解決して下さい!
目次
赤ちゃんの睡眠とミルク優先するのは?
気持ちよさそうな寝顔を見ると起こすのを躊躇することありませんか?
結論から言うと、少しくら過ぎても無理に起こさなくても良いです。
一般的に生後1ヵ月頃までは2~3時間ごとが望ましいと聞きますが、あくまで目安でその日の機嫌や体調によっても差があります。
また、一回にしっかり飲める子もいれば、ちょこちょこ飲む子もいて目安のようにならない場合もあるでしょう。
大事なのはその子のリズムに合わせることなので、目安を過ぎても無理に起こさず寝かせてあげましょう。
私の経験
ここから少し我が家の長男・次男の経験をご紹介します。
長男は完母で育ちましたが、生後1ヵ月を過ぎた頃から昼夜問わずしょっちゅう欲しがり、日中も寝つきが悪かったです。
平均より回数を多く飲んでいるのに、体重の増えが悪く小児科に通ったり助産師さんに訪問してもらった時期もあり、当時はすごく悩んでいました。
現在は、細身で小食なのは変わらないけど、問題なく育っていますよ(笑)
次男は、生後2週間頃に完ミに移行しましたが、よく飲みよく寝る子で身長・体重も平均的です。
日中も2~3時間ほど寝るし、夜間も早い段階から10時間近く寝ます。
上の子と同じようになるのではと不安もありましたが、結果的には真逆です。
このように、兄弟でも全く違う場合もあり個人差が大きいのが分かりますよね。
だからこそ、枠にはめずに気楽に考えましょう!
赤ちゃんの睡眠とミルクのリズム
先程、無理に起こさなくても良いとお伝えしましたが、注意しなければならない点があります。
ここからは、睡眠や授乳のリズムを月齢ごとに紹介し、注意点も合わせてお伝えしますね。
睡眠や授乳については一般的に言われていることなので目安だと思って下さい。
睡眠と授乳間隔
新生児期~1歳頃までの睡眠時間と授乳の間隔をご紹介します。あくまでも目安であり、個人差が大きく違う場合もあるので注意して下さいね。
新生児期~生後1ヵ月
産まれたばかりの時は、1日のほとんどを寝て過ごします。
間隔は2~3時間で、一度に飲める量が少なく途中で疲れてしまうこともあるでしょう。
中には2時間経たずに泣いて欲しがる場合もあるかもしれませんが、母乳の場合は欲しがったら欲しがるだけ与えても大丈夫です。
しかし、ミルクの場合は胃の負担になるので出来るだけ3時間はあけるようにして下さい。
この頃は1日16~18時間程寝るので、ママやパパも一緒に身体を休めましょう。
生後2~3ヵ月
少しずつ上手に飲めるようになり、量も増えてくる頃です。
母乳で1~3時間、ミルクは3時間くらいあくようになります。
新生児期に比べて起きていることも増え、夜間まとまって寝る子もいるでしょう。
ちなみに我が家の長男は、まとまって寝てくれませんでした(笑)
ママやパパはまだ眠気との戦いが続く頃でしんどいですよね。
この頃は平均で1日14~15時間ほどの睡眠を取ります。
生後4~6ヵ月
この頃は親も子も生活のリズムがつかめてくる頃で、少し楽に感じる方も多いかもしれませんね。
間隔も3~4時間になり、ミルクの場合は4~5時間くらいになります。
5か月を過ぎたあたりから、離乳食にチャレンジする家庭もでてくるなど生活が大きく変わる頃です。
また、昼と夜の区別が少しついてきて、起きている時間が増える子も居るでしょう。
1日13~14時間の睡眠になり、午前中と午後に昼寝をするようになるのもこのあたり。
夜泣きが始まる子も出てくる頃ですが、朝決まった時間に起こしカーテンを開けて、日の光を浴びるのが夜泣き対策になるそうですよ。
我が子も夜泣きが数日続きましたが、朝のルーティーンを決めて回数を重ねるうちに夜泣きをしなくなりました。
7ヵ月~1歳
7ヵ月頃になると2回食に進む子も出てくる頃ですね。
6ヵ月の頃から大きく変わらずだいたい3~4時間で与えますが、離乳食に影響する為食後に飲ませるのがオススメ。
1歳近くなってきて離乳食だけで栄養が取れたり、水やお茶などで水分が取れる場合は無理に飲ませなくてもOK。
睡眠は7~9ヵ月で12~13時間、10ヵ月~1歳で11~12時間程で、昼寝は午前と午後に1回づつ計1~2時間程度です。
個人差が大きく、もっと寝る子もいるし逆に1回なんて子も。
我が家の次男は1歳4ヵ月を過ぎた今も1日2回寝ます。
夜に影響が出ないように長引かないようにしていますが、平均より寝ているのが多いですね(笑)
昼寝は体を休ませるだけでなく、脳を休ませる役割もあるので出来るだけ取り入れることが望ましいです。
しっかりできると夜泣きの対策にもなりますよ。
赤ちゃんの睡眠とミルクのリズムと注意点
ここまで、睡眠や授乳の間隔についてご紹介してきましたが、全てここに書いた通りのリズムになるわけではありませんよね。
中には、なかなか起きない子もいて起こすタイミングを迷う事もあるでしょう。
最初にお伝えしたように、たくさん寝かせても良いのですが注意してほしいことがあるのでお伝えしますね。
体重の増え
体重がしっかり増えているか確認して下さい。
いっぱい寝る子は1日に哺乳量や回数が減ってしまいますよね。
特に月齢が低いうちは母乳などから栄養を得るしかないので大事ですよね。
目安は生後6ヵ月までは1日30g、1ヵ月に700g~1000g程増えているのが望ましいです。
また、生後半年以降は1日に20g、1ヵ月に300g~500gほど増えていれば大丈夫!
逆に増えが悪い場合は、起こして飲ませてあげて下さい。
また、機嫌が悪くないか、便は出ているかなどもしっかり飲めているかどうかの目安になるので、こまめなチェックが大事です。
便秘でお腹が苦しくて飲みが悪いなどの場合もある為、気を付けて下さいね。
体調の変化
5~6時間を目安に様子を確認するようにして下さい。
静かだからといってそのまま放っておくのは要注意!
息はしているか・汗をかいていないか・苦しそうじゃないか・顔色は悪くないかなど、しっかり観察することが大切です。
特に、呼吸状態や顔色が少しでも悪い時は優しく声をかけるなどして、反応があるかどうかも確認するのが重要。
少しでもおかしいなと思ったら早めに医療機関を受診することが良いです。
特に月齢が低いうちは、脱水症状や低血糖の恐れもあるので、尿の色や回数・量などにも気を付けて下さいね。
赤ちゃんの睡眠とミルクについてのまとめ
ここまで、赤ちゃんの睡眠とミルク優先するのは?リズムと注意点も紹介と題してお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
- 基本的に寝たいだけ寝かせて大丈夫!
- 睡眠の長さと授乳間隔は月齢によって目安はあるが個人差があるので気にしすぎない事
- 朝起きて日光を浴びると夜泣きが軽減される場合もある
- 生後半年以降は適度な昼寝も大事
- 体重の増えや寝ている時の体調変化をこまめにチェックしましょう
- 脱水症状や低血糖に要注意!
赤ちゃんの睡眠とミルクの優先順位はとっても悩ましいですよね。
でも、体重の増えや体調に問題がなければたくさん寝かせてあげましょう。
月齢が大きくなってくると睡眠などのリズムも大事になってくるので、上手に調節する事で夜泣きの防止にもつがります。
「寝る子は育つ」という言葉もあるので、あまり気にしすぎず、あかちゃんのペースに合わせてあげて下さい。