寝返りやつかまり立ちなど、成長と共に動きがダイナミックになってくる赤ちゃん。
皆さんも赤ちゃんが頭打ってヒヤリとした経験ありませんか?
フローリングに頭打って泣く姿を見たら焦ってしまいますよね。
今回は、赤ちゃんがフローリングに頭打って泣く場合どうしたらいい?転落とその対策を紹介と題して、万が一の対応や転落を防ぐ方法をご紹介します。
私の体験も交えてお伝えしますので、対策の方法を知って安全を守りましょう。
目次
赤ちゃんがフローリングに頭打って泣く場合どうしたらいい?
ベッドやソファーから落ちて頭を強打してしまった経験ありませんか?
月齢が小さければ小さい程、親としては不安でたまりませんよね。
私もこれまで息子がベッドやソファー・バウンサーから転落し、何度も怖い経験をしてきました。
転落はしないのに越したことはないけど、もしもの場合にどんな風に対応するべきかご紹介しますね。
頭を打ってしまったら?
まずは、焦らずに状態を確認しましょう。
焦らないというのは難しいかもしれませんが、冷静になる事が最も大事です。
意識はあるか・出血はしていないかをよく確認して下さい。
また、ぶつけた直後に大泣きする子がほとんどですが、優しく声かけしたり抱っこしても長時間泣き止まない時は目に見えない異常があることも考えられるので注意が必要です。
意識があり、出血もなく泣き止んで落ち着いたなら一先ず様子を見て大丈夫。
ただし、時間が経ってから異常が現れる事もあるので、3時間・6時間・24時間・48時間は普段の様子と違うところが無いか観察しましょう。
受診の目安は?
先程言ったように、意識の異常もなく普段通りなら自宅で様子を見て大丈夫ですが、受診した方が良い状態や救急車を呼ぶべき時もあります。
【出来るだけ早く受診必要】
- 出血が止まらない
- 傷口が大きい
- 嘔吐を繰り返している
- 機嫌が悪くずっと泣いている
- 顔色が悪い
- 母乳やミルクを飲まない
【救急車を呼ぶ必要】
- 意識がなくぐったりしている
- けいれんを起こしている
- 呼吸がない
- 目の焦点が合わない
- 鼻や耳から出血がある
上記は救急車を呼んだり、救急外来を受診する目安としてご紹介しました。
しかし、これらの症状がないからといって受診してはいけないということではありません。
不安なときは遠慮せず受診しましょう。
体験談(長男)
今まで、長男・次男ともに様々な場面で頭を強打する経験をしてきました。
その場の状況や受診の様子をお伝えしますね。
長男は生後3ヵ月頃、高さ70㎝~80㎝のベビーベットから転落。
この時はすぐ戻るからと柵を閉めずにその場を離れ、戻る途中で部屋から泣き声が聞こえ駆け寄るとベットの下に転落してしまいました。
落ちたときの状況は分からなかったが、打ったのは間違いないし月齢が低すぎるので私もパニックに。
抱き上げてすぐに泣き止み、出血や異常は見られなかったが不安でたまらずに救急を受診しました。
レントゲンの結果、脳内の出血や頭蓋骨骨折などはなく48時間は様子を見るように言われ帰宅し、特に異常がでることはありませんでした。
生後6ヵ月の頃にもベットから転落したことがありますが、対策をしていたおかげで大事には至らずに済んだのです。
体験談(次男)
次男は、生後半年で高さ60㎝のハイロ―ラックから転落し、7ヵ月の時は高さ50㎝のソファーから転落したことがあります。
長男のときとは違い、私自身パニックになることはなく状態をよく観察し受診しませんでした。
また、歩き始めたばかりの11か月の時は、つまずいて転んだ先にあったテレビ台の角におでこを強打。
みるみるうち腫れあがり、大きなたんこぶになりましたが患部を冷やし様子を見ただけでした。
このように、我が家の子供達は何度も頭の怪我を経験をしていますが、特に問題なく成長中。
次男にいたってはよく転ぶ子で、未だによく床やテーブルにぶつかって泣いています(笑)
もちろん転落や転倒をしないことが1番ですが、子どもは意外と丈夫です。
先日、気になって小児科で聞いたところ「子どもの頭は大人よりも衝撃を吸収しやすいので、影響が出にくい。48時間以上経っていて普段と変わりないなら心配ない」と言われました。
転落とその対策とは?
我が家のように特に問題ない子もいますが、運悪くダメージを負ってしまうこともあります。
転落場所として多いベッドとハイロ―ラックやソファーの転落対策をご紹介します。
ベットからの転落対策
一番はベットを使用しないのが一番ですが、使わなくてはならない状況もありますよね。
まず、大人と同じベットに寝かせるのではなく出来るだけベビーベットを使用すようにしましょう。
そして、ベビーベットであっても傍を離れる時は必ず柵を上げる事を忘れないで下さい。
私は、ほんの少しだし寝ているからと柵を下げたまま離れたことで長男を転落させてしまいました。
また、大人用のベットの時はベットガードを使うかもしれないが、ベッドガードは生後18か月未満の子には使用しないように義務付けられています。
私は、大人用のベットに息子を寝かせなければならない時は、四方にマットや長座布団を敷いて万が一落ちても大事に至らないようにしていましたよ。
過去に、乳児がベッドとベッドガードの間に挟まれて死亡する事故が起きているので注意が必要です。
ハイロ―ラックの対策方法
ハイロ―ラックにはベルトが付いているので、必ずベルトを付けましょう。
ただし、ベルトも緩いと動いた時に外れてしまったりして大変危険なので、きちんと装着して下さいね。
また、傍を離れたり目を離す時は、念のため高さを低くしておきましょう。
私は、息子が嫌がって暴れるからとベルトを装着しなかったことで転落を招いてしまいました。
ソファーの対策方法
ソファーの対策は登らせないのが一番です。
登っている時は傍から離れてはいけません。
そして、つかまり立ちや伝い歩きができる子は、ちょっとした段差があると足をかけて登ってしまうことがあります。
その為、ソファーの近くには足場になるようなものは置かないようにしましょう。
我が家の次男は、足場がなくても腕と足を上手に使って自分で登れるようになってしまったので、毎回ヒヤヒヤです。
これまでお伝えした方法だけが対策として有効なわけではありません。
あかちゃんは予期せぬ動きをするということを踏まえて、出来る限りの対策をしましょう。
赤ちゃんがフローリングに頭打って泣く場合のまとめ
ここまで、赤ちゃんがフローリングに頭打って泣く場合どうしたらいい?転落とその対策を紹介と題しお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
- 意識はあるか、出血はないか確認する
- 状態によっては救急車を呼ぶ(意識がない・けいれんしている・ぐったりしている・呼吸がないなど)
- 普段と違う時は救急を受診する(泣き止まない・嘔吐を繰り返す・哺乳量が減るなど)
- 泣き止んで普段通りであれば一旦様子をみても大丈夫
- 48時間は要観察
- ベット柵やベルトなど転落防止に努める
赤ちゃんがフローリングに頭打って泣くような状況が起こった時、焦りと不安でいっぱいになりますよね。
しかし、まず大事なのは状況をしっかり確認することです。
その上で不安でどうしようもない時は迷わず受診しましょう。
また、あかちゃんが転落しないよう対策も見直してみて下さい。
正しい方法で安全を守りましょうね!