皆さんはマイ水筒持ってますか?
外での水分補給に毎回買うのも大変だし、家から持っていけばよく冷えたものが飲めるので一石二鳥!
でも、水筒も毎日のように使っていると気が付いたらパッキンに黒カビが…なんてありませんか?
しかも、洗っても洗っても取れないですよね。
今回は、水筒のパッキンの黒カビ取れない?その影響と落とし方と題してご紹介します。
健康に影響があるのか心配な方もいると思うので、落とし方も合わせてぜひ最後まで読んで下さいね。
目次
水筒のパッキンの黒カビ取れない?
水筒を洗っていたらパッキンに黒い汚れがついて、なかなか落ちない事ありませんか?
その黒い汚れの正体、実は黒カビの可能性があり!
もちろん別の汚れの可能性もありますが、洗っても取れなかったり薄くもならない場合は要注意です。
しっかり洗っているし、どうしてだろうという方にまずは原因についてお伝えしますね。
原因:湿気
原因の一つは湿気です。
湿気はカビが一番好むもので、そこにエサとなる汚れが合わさると勢いよく広がるんですよ。
しっかり洗っているから綺麗だという方がほとんどだと思いますが、洗ったあとにしっかり乾燥させていますか?
私も欠かさず洗っていたのに、気が付いたらパッキンに黒いシミを発見!
不思議に思いながらも必死に擦りましたが結局落ちず…それから数日後小さかったシミが大きくなってしまったという経験があります。
思い返してみると、綺麗に洗ってはいたけれど自然乾燥だったし、どうせ濡れるからと中途半端な乾き具合でも気にしませんでした(笑)
まずは、洗った後にしっかり乾燥させることが大事です。
原因:汚れや洗い残し
汚れや洗い残しをエサに成長します。
逆に言えば、エサになるのがなければ発生した後も増えずに済みますよね。
皆さんは洗う時にパッキンを取って洗剤を付けてしっかり洗ってますか?
お茶だけだし、めんどくさいから水ですすぐだけでって日もあるかもしれません。
実際、私はそんな日あります(笑)
1日くらい洗剤付けなくても大丈夫でしょ!と思ってましたが、この考えがダメだったんです。
どんなにお茶だけでも、すすぐだけでは汚れは落ちません。
またパッキンを取って洗わないとそこから菌が繁殖してしまいます。
面倒に感じるかもしれませんが、欠かさず洗剤を使いパッキンを取って隅々まで洗いましょう。
ここまでお伝えしたように、湿気と汚れを完全に取り除けば予防ができます。
パッキンの黒カビ取れない?
私のこれまでの経験上、一度付いてしまったものは残念ながら取り除くことができませんでした。
むしろ、洗っても洗っても大きくなるばかりで何度か水筒ごと買い替えたこともあります。
パッキンなどの柔らかい材質に発生したものは、奥へ奥へと根を張っていき根を断絶しなければ再び生えてきます。
また、深くまでもぐってしまった根は食器用洗剤だけでは落としきれないのです。
落ちないからと言ってゴシゴシ擦りすぎるとパッキン自体が損傷してしまうこともあるため注意して下さい。
水筒のパッキンの黒カビの影響と落とし方
一度付いてしまうと簡単には落ちないですが、そのままの状態で使い続けることに害がないか心配ですよね。
私も、子どもが使っている水筒に黒カビが発生しているのを見つけた時は、ばい菌を飲ませてしまったとすごく焦りました。
大人なら大丈夫なことでも体が小さい子供への影響は心配でなりません。
実際の所、どんな影響があるのでしょうか。
影響
結論から言うと、黒カビが付着した水筒を使って飲んでも影響はありません。
ただし、これは健康に問題のない大人だから言えることで、乳幼児や高齢者など免疫力が低い人の場合は腹痛や下痢などの症状が現れる場合があります。
また、アレルギーに敏感な人はたとえ大人であっても重篤な症状が出てしまうことも考えられるので、気が付いた時点で飲むのは控えるよにしましょう。
飲んだ後に心配な症状が出た時は早めの病院受診をオススメします。
我が家の息子はまだ未就学児ですが、黒カビができてしまった水筒を2~3日使用してしまったことがありますが、今のところ健康被害は出ていません。
その時の体調や本人の免疫力なども関係してくるので一概には言えませんが、私の経験上そこまで焦らなくても大丈夫だと言えます。
落とし方
食器用洗剤では簡単に落ちない黒カビですが、撃退できる効果的な方法あります。
それが酸素系漂白剤を使った方法です!
酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムや過酸化水素が合わさってできた漂白剤の一種で、洗濯から掃除まで幅広く使うことができるのが魅力の一つ。
もちろん除菌・殺菌もでき、塩素系漂白剤と違って臭いもきつくないので洗い終わりの独特な臭いに悩むことも少なくなります。
大変お恥ずかしいのですが、今回は子供が以前使っていたストローマグで、実際に行った手順と様子をご紹介していきますね。
漂白する前の状態ですが、茶渋やら汚れがすさまじいです。
パッと見た感じもどちらなのか区別がつきにく状態となってます。
洗って保管していた為、経年劣化もあるかもしれません。
毎日欠かさず洗剤で洗っていたのですが、ピカピカにはならないのが悩ましいところですね。
それではやってみましょう。
【手順】
1.容器に40℃~45℃のお湯を約500ml準備する ※40℃以上のお湯も方が酸素系漂白剤には良い。
2.そのお湯の中に小さじ1杯程度の酸素系漂白剤を入れてよく混ぜて溶かします。
3.溶けたところへパッキンを入れて1時間程度放置しておく。
4.時間が経ったら取り出してスポンジで優しく擦り洗いします。
5.最後によくすすいで完了です。
どうでしょう?難しくないですよね。
今回は相当な汚れ具合だったものがこうなりました。
なんとなく薄くなった気がするけど、新品同様までとはいきませんね。
汚れが付き始めてから時間を置き過ぎたことが原因かと思われます。
今回実際にやってみて、やっぱり頑固な汚れになる前に手を打つことが大事だと痛感しました。
水筒のパッキンに塩素系漂白剤はNG
汚れ落としや除菌などには塩素漂白剤を使うという方多いと思いますが、水筒のパッキンに塩素漂白剤はおススメしません。
1番の理由は、漂白剤の臭いが数日取れなかったから。
塩素系漂白剤というだけあって、塩素の臭いがきついですよね。
パッキンに独特の臭いが染みついてしまい、せっかくの飲み物が美味しく感じられなかった経験があります。
また、汚れ落ちはいいけどパッキン自体の劣化が早い。
私の経験上、塩素系漂白剤を使った後は1週間程度でパッキンが伸びたようになってしまい、本体にフィットしなくなりました。
フィットしないのだからもちろん漏れますし、最終的にはパッキンに亀裂が入ったり切れたものもあります。
塩素系漂白剤をオススメできないのは、私の経験上の見解なので必ずしもダメということではありません。
もし、塩素系漂白剤を使う場合は正しい方法で行うようにして下さいね。
水筒のパッキンの黒カビまとめ
今回は、水筒のパッキンの黒カビ取れない?その影響と落とし方と題してご紹介してきましたが、いかがでしたか?
- 湿気や汚れ、洗い残しが原因
- 毎日洗剤で洗ってしっかり乾燥させることが大事
- カビの根は深く一度付いてしまうと洗うだけでは根絶できない
- 影響はほとんどないが、人によっては重篤なアレルギー症状がでることもある
- 酸素系漂白剤がオススメ
- 塩素系漂白剤はパッキンが傷む恐れがあるのでオススメできない
毎日使う水筒だからこそ、綺麗な状態を維持したいですよね。
一度発生してしまうと厄介ですが、毎日のちょっとした手間で防げるのでここで紹介した落とし方を実践していきましょう。
もし、なかなか取れない汚れや初期の黒カビを見つけた時は、出来るだけ早く取り除いて下さいね。