毎日暑い日が続き、氷の消費量も増える今。
お家で使っている冷蔵庫の自動製氷機の掃除はしっかりしていますか?
我が家は日立の冷蔵庫を使っていますが、ついつい手入れを忘れがちです。
仕組みが面倒そうと嫌煙されがちな自動製氷機ですが、カビてしまうこともあるので注意が必要ですよ。
今回は、自動製氷機の掃除について日立の冷蔵庫を例にしてご紹介します。
氷が出来る仕組みやちょっとした手入れを知って、カビから氷を守りましょう!
目次
冷蔵庫の自動製氷機の掃除を日立で紹介
自動製氷機って水しか使わないからあまり必要性を感じないかもしれません。
しかし、実はカビることもあるので気を付けなければいけませんよ。
メーカーによってその仕組みが若干違うかもしれませんが、パーツも少なくそれほど面倒ではありません。
ここからは、我が家で使っている冷蔵庫の自動製氷機で、掃除方法を部分ごとに説明していきます。
タンク
ここは氷を作るための水が常に入っているので、菌が一番繁殖しやすいことが分かっています。
主に冷蔵室の端の方に備え付けられているようで、我が家の場合はこの位置です。
まずは、タンクを引き抜いて下さい。
少し力がいることもありますが、真っすぐ引けば取れます。
次に、部品を取り外していきましょう。
我が家は、全部で4つのパーツに分けることができました。
この後は一つ一つ洗っていきますが、食器用洗剤を使って優しく洗い、洗い終わりはしっかりすすぎましょう。
この時、フィルターは洗剤を使用せず流水で流すだけにして下さいね。
週に1度を目安に行いましょう。
製氷皿
これはたいてい氷がたまる所の上部に取り付けられています。
我が家は、写真のように少し奥側にありました。
これも外せるようなので、外して洗いましょう。
洗った後は水分をしっかり拭き取るか、よく乾燥させてから元に戻します。
外気に触れる機会も少なく、汚れにくいから半年~1年に1度程度で十分です。
ケース
氷がたまるケースも取り外すことができます。
開け閉めの際に塵やホコリが入り少しずつ汚れていくので、氷が少なかったり使い切るなどのタイミングで洗って下さい。
私は、気が向いた時にのみやりますが、一時的に氷をバットなどに移して大急ぎで洗ってます。
しかし、夏場で室温が高い時はあっという間に解け始めてしまうのでオススメはしません(笑)
出来上がった氷がたまる場所だから水気は厳禁!
よく拭き取るか乾燥させてから戻しましょう。
水分が残った状態だと、水分と出来上がった氷がくっついて固まってしまうことがあります。
これで各パーツ完了になります。
細かい部品が少ないので、楽ですよね。
今回は、日立の冷蔵庫を例にしたので、メーカーによっては取り外せないこともあるようです。
お使いの冷蔵庫の取扱説明書を読んでから行って下さいね。
冷蔵庫の自動製氷機の仕組みや手入れを知ってカビから守ろう!
先程は、我が家の冷蔵庫をもとに掃除方法を簡単にご紹介しましたが、皆さんは自動製氷機の仕組みってご存じですか?
なんとなく分かると思いますが、一応お伝えしますね(笑)
冷蔵庫の自動製氷機の仕組み
氷が作られるメカニズムは、タンクの水が製氷皿に注がれ数時間かけて冷やされ氷になり、出来上がった氷がケースへたまります。
実際はもっと複雑かもしれませんが、簡単に言うとこんな感じです。
水を入れて置くだけで自動で出来上がるなんて本当に便利な機能ですよね!
現在、多くの大型冷蔵庫に標準装備となっている自動製氷機ですが、昭和63年頃に初めて登場しました。
自動製氷機の普段のお手入れ:タンク
普段のちょっとしたお手入れだけでも汚れやカビが付きにくくなり、手間を減らすことができます。
まずは、タンクに水を入れる時に軽くすすぐ習慣をつけましょう。
常に水が入っている為、他よりも菌が繁殖しやすい場所です。
その為、残った水の上から新しい水を足すと、汚れや菌もそのままになってしまいその水で氷が作られ悪循環です。
ですから、毎回水を足す前に残った水をすすいで捨てるようにすると安心ですよね。
また、製氷に使う水は水道水を使って下さい。
水道水は塩素消毒しているので菌が繁殖しにくいと言われています。
自動製氷機の普段のお手入れ:フィルター
フィルターの確認も行いましょう。
フィルターには寿命があり、どんなに綺麗に見えてもおよそ3年程で買い替え時期になります。
購入時期を確認して、3年以上経っているものは買い替えた方が良いです。
しかし、中には買い替え時期前でもぬめりや汚れが付いてしまうことがあります。
この状態は、既に菌が繁殖してしまっている可能性が高く、1度菌が繁殖すると完全に取り除くことは難しく、そのまま使い続けると菌だらけの氷になってしまうので、早めに新しい物と交換しましょう。
普段からこまめに確認すれば、ぬめりや汚れに早く気が付くことができるので確認を怠らないで下さいね。
自動製氷機の普段のお手入れ:氷の入れ替え
氷自体は腐ることはありませんが、作られてから時間が経つと開け閉めによる塵やホコリの付着や、人の手に触れる機会が多い為綺麗な状態とは言えなくなります。
もったいない気もしますが、長時間作られたままになっている物は処分して新しい物を作りましょう。
自動製氷機のおすすめグッズ
いざやろう!思っても重い腰が上がらなかったり、時間がなかったりめんどくさかったりしますよね。
私もついつい忘れちゃったり、めんどくさがりなので苦手です(笑)
そんなめんどくさがり屋さんにうってつけの物があります!
それがこちら↓
直径約5㎝のカプセル状の中に3種類のセラミックスが配合された小さなボールがたくさん入っていて、これをタンクに入れて置くだけで除菌・抗菌になり、水を清潔にキープしてくれるのです。
私は以前、専用のクリーナーを入れて除菌する方法でしたが、それだと終わるまで氷が使えないのが難点でした。
しかし、これなら待つことなくストレスフリーです!
使える目安も約6ヵ月と長持ちなんですよ。
昨年から使っていますが、前ほど念入りに手入れしなくなりました。
正直、効果は直接実感できるものではありませんが、なんとなく綺麗になってる気がして安心感があります。
もちろん、これを入れているからといって普段のお手入れが不要になるわけではありませんので、水の入れ替えなどは忘れずに行って下さいね。
また、紹介した物以外にも洗浄用品はたくさん売られていて、注ぐだけ、入れるだけといったお手軽なものばかりです。
そういったグッズも上手に利用すると良いですね。
冷蔵庫の自動製氷機のまとめ
ここまで、冷蔵庫の自動製氷機の掃除を日立で紹介。仕組みや手入れを知ってカビから守ろう!と題してご紹介してきましたが、どうでしたか?
- タンクは週に1度を目安に食器用洗剤でやさしく洗う。※フィルターは水で流す程度でOK!
- 製氷皿は半年~1年に1度
- 氷ケースもたまに洗浄することが大切
- メカニズムは意外と簡単!
- タンクをすすいだり、フィルターの確認、氷の入れ替えなど日ごろの手入れが大事
- フィルターの寿命は約3年
- 洗浄用品の活用
普段何気なく使っている自動製氷機ですが、氷は直接口に入るので出来るだけ綺麗にしておきたいですよね。
今回紹介したのは日立の冷蔵庫の自動製氷機でしたが、他の冷蔵庫も簡単にできるはずですので、ぜひできるところから行ってみて下さい。
氷を使う頻度が少なくなる秋・冬こそ汚れやカビが繁殖しやすくなるのでお手入れが重要です。