昨今の社会情勢やエネルギー資源の高騰により電気代が高い状態が続いていて家計の負担が大きくなっていますね。
皆さんのご家庭では何か工夫されていますか?
今回は、お金もエネルギーも節約!と題して電気代を抑えるちょっとしたコツをご紹介します。
無駄遣いはしてないのに…と思っている方もいると思いますが、意外なものの消費電力が高くなっている場合もあるんですよ。
少しだけ気をつけるだけでも節約になるので、ぜひ最後まで読んで出来るところからやってみましょう。
目次
電気代の節約には家電がポイント!
世界情勢やコストの面で電気料金の値上げがされていますが、電気代が高くなる原因が何かを調べてみました。
いくつか原因として考えられるものがあったのでご紹介します。
原因①古い家電の利用
20年以上前から大事に使っている家電をお持ちのご家庭もあると思います。
物を大切にすることも大事ですが、年数が経った家電を使っていることが電気代が高くなる原因の一つです。
家電類は日々進化しており、数年前のモデルと最新モデルを比較しても省エネ性能が格段に良くなっているものがほとんどです。
それに比べて、10年・20年前の製品は省エネ性能が備わっていないものも多く、消費電力が数倍にもなるんですよ。
まだ使えるからもったいないと感じるかもしれませんが、日々の電気代を考えたら買い替えをオススメします。
原因②生活スタイル
家族が増えたり、日中家にいることが多くなったりと生活スタイルの変化によっても電気料金は違ってきます。
特に一人一人が別の部屋で過ごすことの多い家庭だと、エアコンやテレビなど一度に使用する電力は増えますよね。
逆に子どもが幼い家庭などでは、一つの部屋でみんなが過ごすのでエアコンもテレビも1台づつで済むため使用電力も抑えられます。
住む人の人数の変化や個室で過ごす時間の長さなどは、家庭によって違うので一概には言えませんが電気料金に大きく関わってくるのは間違いありません。
原因③季節的な問題
ひと昔前に比べて最近は夏の猛暑が長引いていますよね。
昔は扇風機だけでしのげた夏もエアコンなしでは生活できません。
春や秋よりも夏が長くなっているように感じませんか?
そうした季節の気温も電気代が高くなる原因です。
しかし、いくら電気代が高いからといっても、エアコンも付けず過ごすのは熱中症のリスク等もあるので注意して下さいね。
消費電力が高い家電
電気代が高くなりやすい原因が分かったところで、数ある家電の中にも消費電力が高くなる家電があるので少し紹介しておきます。
第1位:エアコン
エアコンは夏場・冬場どちらにも使われる頻度が高く、最近は暑さが厳しく昼夜問わず使っている家庭も多いと思います。
もともと電気代が高くなると言われている家電なので、使用時間が増えれば消費電力も高くなりますね。
しかし、最近は省エネ機能搭載のものがほとんどなので昔よりは電気代は抑えられています。
買い替える際は省エネの部分をよく確認してから購入するのがよいでしょう。
第2位:冷蔵庫
365日24時間ずっと動いているのが冷蔵庫ですよね。
やはり長時間動きっぱなしのものは消費電力もかかってきます。
大容量のものには省エネ機能が搭載されているものがほとんどですが、1~2人用の小容量のものは非搭載であることが多いです。
その為、大容量のものの方が消費電力が低くなります。
冷蔵庫も購入時に省エネ機能を確認の上購入するようにしましょう。
第3位:照明器具
3位が照明器具と聞いて驚いた方も多かったはずです。
照明器具も365日毎日使用する上、一家に一つではなく数も多く使用時間も長くなるため消費電力が高くなります。
照明にも、白熱電球や蛍光灯、LED電球と種類も様々ですが、消費電力に関しては白熱電球が一番高くLED電球が一番低いので、節電対策としてLED電球に変えるのもいいかもしれません。
第4位:テレビ
テレビに関しては、パネルの種類や解像度・インチなどで消費電力が変わってきます。
一番消費電力が高いのは、4K有機ELテレビで4K液晶テレビに比べて約2倍の消費電力がかかると言われているんです。
それに加え、インチ数が大きくなればなるほど電力はかさみます。
また、高齢者がいる家庭では自宅にいる間はずっとテレビを見ているという方も多いと思うので、その場合はテレビにかかる電力は大きいと言えますね。
ここまで紹介してきた他にも、パソコン・電気便座もテレビに続いて消費電力が高めになっているので使用の際は少し注意が必要です。
そのコツと方法を紹介
消費電力が高い家電を分かって頂けたと思いますが、実際生活する上でそれらを使わずには生活できませんよね。
そこで、ここからは電気代を少しでも抑える節約ポイントをご紹介します。
ポイント①古い家電を買い替える
壊れていないしまだ使えるからという考えもあると思いますが、最初にお伝えしたように年数が経過している家電は、劣化による電気の使用量の増加や省エネ機能が非搭載というものも多いです。
省エネ基準を満たしているものに買い替えることで電気代が大幅に安くなる場合もあるので、この機会に買い替えを検討してみるのもいいかもしれません。
ポイント②家電の使い方の見直し
単純に消費電力の高い家電から使い方を見直し節電対策をするのが効果的です。
エアコンは設定温度を高めにしたり、こまめに付けたり消したりせず一定時間は付けたままにしておいた方が節電効果があります。
冷蔵庫は詰め込み過ぎると冷えが悪くなり電気代も上がるので詰め込みすぎないように意識し、開けっ放しにする時間を短くするといいですね。
また、照明は付けっぱなしにせずこまめに消したり、明るいうちはできるだけ使わないようにする。
このように普段の家電の使い方を少し工夫するだけでも電気代が違ってきますよ!
ポイント③待機電力を少なくする
待機電力は使用していない間に自然に消費されてしまう電力のことを指します。
待機電力は使用電力と比べてもごくわずかですが、この待機電力の節約も大事なことです。
対策方法は簡単で、家電を使用していない時はコンセントからコードを抜いておくだけですよ。
いちいち抜き差しするのが面倒に感じるかもしれませんが、節電への第一歩です。
ちなみに我が家では、炊飯器やオーブンレンジなど1日のうちで使用頻度が少ないものは抜き差ししています。
最初は面倒に感じていましたが、今では何も考えずに勝手に手が動くようになりました。
ポイント④電力会社の見直し
普段なかなか電力会社の見直しをする機会はないかもしれませんが、今は数多くの電力会社があり独自のプランや料金設定をしている所もあります。
家庭にあったプランで一番安く使いやすい電力会社を選択することで、月々の電気料金が抑えられ家計の負担は軽くなりますよ。
直接的な節電対策とは言えないかもしれませんが、結果的に料金が安くなるのは嬉しいですね。
ただし、近年では電力会社を装った詐欺もあるので十分注意して下さい。
電気代の節約についてのまとめ
ここまで、お金もエネルギーも節約!電気代を抑える方法と題しいろいろとご紹介してきましたが、いかがでしたか?
- 古い家電の使用や生活スタイルの変化、季節の問題などが電気代が高くなる原因
- 消費電力が高い順に、エアコン→冷蔵庫→照明器具→テレビ
- 電気代を抑えるコツとして、古い家電を買い替える・家電の使い方を見直す・待機電力を少なくする・電力会社の見直しをする。
私たちの生活は電気がないと成り立たちませんよね。
だからこそ、節電するのは簡単なことではありません。
実際、私も節電を心がけているものの、その効果が電気代に反映されていません(笑)
しかし、生活の中で少しでもできることはあるので、出来る所からやっていこうと思っています。
皆さんもここで紹介した節電方法をを踏まえて自分なりの行動をしてみて下さいね。